空気の読めない彼

私がお付き合いしていた彼は、空気の読めない人、所謂「KY」でした。

付き合った当初から、薄々は感づいていたのですが気にしないように心がけるようにしていました。
しかし、私に対してだけでは無く初対面の人相手でもそのKYっぷりを発揮してしまうので、自分の友人に会わせる時は気が気ではありませんでした。

そんな彼のKYエピソードで有名なのが、ロールケーキ事件です。

私が自宅で友人と集まって遊んでいた時のことです。
彼が仕事終わりでこちらに合流することとなりました。
丁度その時に、夕飯の後のデザートを買いに出る話しなっていたので、彼に食べたいケーキがあるか尋ねました。

すると彼は、「ロールケーキを買っていくよ」と言ったのです。
この言葉に、私は彼が手土産にケーキを買ってきてくれるものだと思い込んでしまいました。
そして、デザートを買いに行くのを辞めて彼のケーキを待つことにしたのです。

その後、彼は確かにロールケーキを我が家に持ってきてくれました。
それを私が切り分けようとすると「このままでいいよ」と、大きなロールケーキにフフォークを突き刺し、そのまま食べだしたのでした。